【SS】P「パチンコ屋の前でやよいが並んでる…」

P「思わず俺も入ってしまった…しかし…うるさいな…」

ﾁｭﾋﾟﾄﾞﾛﾝｶﾞｺｯｷｭｲﾝｷｭｲﾝﾊﾞｼﾘｽｸﾀｲﾑﾌｫﾜﾁｬｰ

P「さて…やよいは…」

やよい「…｣ﾎﾟﾁｯ ﾎﾟﾁｯ

P「死んだ目で台を打っている…あれは…なんだ…ピエロみたいな台だが…」

やよい「…｣ｶﾞﾝｯ！！！

P「！？」

P「や、やよいが…天使のやよいが台を叩いた…」

ｶﾞｺｯ

やよい「…！｣ﾆｺﾆｺ

P「あぁ…いつもの天使のやよいの笑顔だ…安心安心」

店員「…」

やよい「…」

P「ん？なんだかやよいが店員と争ってるぞ？…そらそうか やよいは中2 ここは18歳以下出入り禁止だもんな」

やよい「…｣ﾋﾟﾗｯ

店員「…｣ｻｻｻｯ

P「ん？なんかやよいがカードを見せたら店員が去って行ったぞ？身分証明書かな？」

P「まさか…偽造…」

やよい「…｣ﾎﾟﾁｯ ﾎﾟﾁｯ

P「やよいは死んだ目でうち続けている…かれこれ三時間か…しかし」

やよい「…っ｣ｶﾞﾝｯ！ ｽｰ

P「台をパンチしながら諭吉をずっと入れている…これで三枚目か…」

P「……お金ないって言ってたけど…まさかな…ははは」

やよい「……｣ﾊﾞﾝｯ！ ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ…

P「やよいが痺れを切らして帰って行った…いったいなんだったんだ……最後のローキック…なかなかのもんだったな」

やよい「…｣ﾃｸﾃｸ

P「あれ？帰ってきたぞ？」

やよい「…｣ｷｮﾛｷｮﾛ ﾄﾞﾎﾞﾄﾞﾎﾞ

P「な、なんだって…やよいのやつ…台にコーラを注ぎこんでいる…や、やよいが……」

次の日

やよい「うっうー！！おはようございます！！」

P「おうおはようやよい、今日も元気だな」

やよい「はいっ！やっぱり元気が一番かなーって！プロデューサー！はーいタッチ！」

P「おう、タッチ」

やよい「えへへ～…あっ、プロデューサー…実はお願いがあるんですが…」

P「お、おう？なんだ？俺に任せろ」

やよい「実は今日、スーパーの特売日で卵が10円なんです！うっうー！でもお一人様一個までで……プロデューサーも着いてきてほしいなーって…」

P「そ、そうだな…やよいのためだし行ってやるぞー」

やよい「えへへぇ ありがとうございますっ！！｣ｶﾞﾙｰﾝ

P「」

P「そういえば…やよいって稼いだ金はどうしてるんだ？あんまり普段も使わないように見えるが…」

やよい「それは……」

やよい「……兄妹がいっぱいいてるからそのために貯金してるんです」

P(はいダウト)

P「そうかそうか、やよいは賢いなぁ」

やよい「うっうー！プロデューサーに褒められると嬉しいです！」

やよい「あっ 昨日は『募金』もしたんですよ」

P「ほぅ…『募金』とは…やよいは優しいな」

やよい「えへへ…なんか『募金』しないと落ち着かないっていうかー」

P「そうかそうか……」

P「…で、いくら負けたんだ？」

やよい「はいっ…！さんm…はっ」

やよい「……30円です」

P「きっと募金された人も喜んでると思うぞー」

やよい「はいっ！」